4月から始まる予定だった山城ブロック前期リーグが、緊急事態宣言での延長で、この日からようやく始まりました。
と思ったら、林間学校などで4名が休み。残念ながら全員での公式戦スタートとはなりませんでした。
Gチーム、Wチーム、どちらも同じ1部での戦いです。
まずはGチームから試合。
Gチームは、この公式戦を全試合ボトムアップ方式で戦います。コーチからはポジション発表のみ。
試合前、試合中、ハーフタイムにコーチからの指示・指導は一切なし。自分達だけで気づき、対応し、試合をコントロールしてもらいます。ある程度みんなサッカー脳が育ち、プレーイメージの共有もできているので絶対できるハズ。そしてそれを公式戦というプレッシャーの中で取り組み、精神面もさらなる成長を期待します。
先発メンバー発表後、自分達だけでミーティング。
1試合目は強敵の大山崎さんとの対戦でしたが、立ち上がりから順調に試合を進め、前半は2-0。
ハーフタイムも選手だけで意見交換。コーチからは交代メンバーを伝えるだけで指示はありません。
後半も1点を追加し、大山崎さんに3-0で良い白星発進ができました。
2試合目はこちらも強敵ジョイフルJさんと。
1試合目の勝利で気が緩んだのか、立ち上がりはまぁ酷い内容でした。あとから聞いたら自分達でもそう思っていたそうです。「こりゃ負けるな」と思っていましたが、少しずつ押し込む機会が増え、悪い内容の中でも先制点を取る事ができました。
それで流れが変わったのか、後半も良い内容とは言えませんでしたが相手にほぼシュートを打たせず、2-0で試合終了。あと1〜2点は取れたハズですが‥
それでも酷い内容のスタートを、コーチの指示ではなく、自分達の力だけで修正してしっかり勝ちに持っていった事はめちゃくちゃ素晴らしい。敗戦予想したコーチの完敗です。
公式戦に向け、何度かボトムアップでやってもらってましたが、毎回厳しい内容でしたので、入りが悪いと立ち直せないだろうと思っていましたが。
こういうコーチの予想を上回る事が増えれば増えるほど、みんなが大きく成長する証。
2試合ともキャプテン、副キャプテンを中心に相手チームより倍ぐらい良い声が出ていました。
素晴らしい公式戦スタートでした。
続いてWチーム。
こちらはボトムアップではなく、まだまだサッカーの基本を体に染み込ませる作業が必要。
そしてこの日は去年敗戦している2チームとの対戦です。
まずは去年リーグ戦で負けた大住Gさんと対戦。
前半から順調に得点を取り、3-1で勝利する事ができましたが、チームの約束事の出来、個人戦術の徹底で言うと、まだまだもう一つというレベルです。
2試合目は加茂Aさんと。
オーヤマハウジングカップ予選で負けてしまった相手。その時の試合を思い出すと、劣勢の厳しい試合になるかと思いましたが、こちらもコーチの予想を良い意味で裏切ってくれました。むし暑い中よく走り、最初から最後まで一進一退の攻防で、互角以上の試合ができていました。なによりも懸命に戦ってくれていると感じる内容でした。
数あるチャンスを決めきれず、緊迫した0-0で迎えた試合終了間際のワンプレー。ここで痛恨の失点。
そして失点と同時に試合終了。残念ながら0-1で試合を落としてしまいました。
試合終了後、ほとんどの選手が泣いていました。
まだまだ続くはずのリーグ戦の1試合で悔し泣きできるという事は、それだけみんなの勝ちたいという気持ちが強く、そして実際に勝てそうな試合だった証拠です。
みんなの熱意と成長が感じ取れた本当に素晴らしい試合でした。
去年は負けてしまった2チーム相手でどうなるかと思ってましたが、自分達は成長していると感じることはできた日になったと思います。
対戦していただいたチーム関係者の皆様、ありがとうございました。
自然とお互いを応援。
良い仲間です!