12/17(土)、Gは練習、Wはオーヤマ予選リーグです。
GはAコーチから。
いよいよ翌日からオーヤマ山城ブロック代表決定トーナメントです。
トーナメントで勝ち上がるために、勝ち切ることが出来るように、フィニッシュの部分にスポットを当てた練習に時間を割きます。
フィニッシュの意識、イメージ、パターンを繰り返し刷り込み・確認し、あっという間の3時間練習を行いました。
途中から雨が降り始めた空を見上げ、「明日は晴れますように」と心でつぶやきます。
Wオーヤマ予選リーグ
Wはオーヤマカップの予選です。
Wコーチから。
いよいよです。
3チームの1位になれば、翌日のトーナメントに進めます。
Gは前週にトーナメント進出を決めており、是非突破したいところです。
しかし相手は2チームとも勝ったことのないチームです。
不安しかありませんが、積み上げてきたものをぶつけていけば勝機は必ずあります。
やらなきゃやられる。
意外に緊張はないようで。
さて、第一試合、こちらの不安をよそに押し気味の展開で勝利をおさめます。
続く第二試合、先制を許すも、前半のうちに追いつきます。
後半は一進一退ギリギリの勝負、両チーム決め手に欠き、引き分け。
得失点差で1位をもぎ取りました!
翌日のトーナメント進出です。
第一ミッション完了!!
オーヤマ予選トーナメント
12/18(日)、G・Wともに決戦の日です。
GはAコーチから。
会場は田辺木津川グランド、昨日の雨でゆるい状態ではありますが、水溜まりがあるというような状態では無いのでひと安心です。
この日はアップから気合い入ってました。
一部の選手だけじゃなく、全員の口から盛り上げる声が出て良い雰囲気です。
15分間だけ使えるグランドでのシュート練習も迫力あるものでした。
いま振り返ってみても準備はしっかり出来ていたと思います。
試合の展開は思っていたものとは全然違いました(泣
試合開始1分も経ってない時間、恐らくほんの数十秒で連携ミスから失点です。
ただ、崩されたり、完全にやられたー!というもので無かったので精神的ダメージはそれほど無かったように思います。
「全然大丈夫」
「時間はたっぷりある」
「切り替えて、いつも通りやる」
とにかく焦っていつもと違うサッカーをしてくれるな、とそんな想いを言葉に乗せて選手に声をかけます。
シュートシーンは幾度もあったし、GKと一対一のシーンも作れたし、プレスではめたり、サイドの崩しもあったけど1点が遠かった(泣
勝つことが全てではありませんが、やっぱり目標としてきた大会です。
勝たせてあげられなかったこと、コーチとして申し訳ないなと思います。
試合後のミーティングで悔しさを共有した後、子どもたちに伝えました。
Aコーチは良いのか悪いのか47期で同じ経験をしてます(爆泣
47期はその後、ニッカンを取り、セレマカップを取り、全日に行くことが出来ました。
ここから本当の意味で強いチームになれるってことを知ってます。
そのことを伝えられます。
全く同じ歩みかどうかは分かりませんが、52期のストーリーが輝かしいものであるために「あせらず たゆまず おこたらず」、視線を先に向けます。
WはWコーチから。
Gと共にトーナメントに臨みます。
ひとつ勝てれば2月の決勝トーナメント進出です。
相手は初対戦ですが強豪です。
いつも以上を出し切ったとしても勝敗はわかりません。そんなレベルだと思います。
直前の試合はGが戦っていましたが、なんと敗戦。。
仲間の敗戦にWは動揺を隠せません…悲しいかな、しかしここは心を鬼にして断ち切って臨まなければいけません。
一進一退。
こちらが押し気味でありながらゴールが遠い。
前後半スコアレス。
彼らは勇敢に戦いました。
PKです。
練習でしっかり取り組んだメンバーを選びます。
順番は自分たちで。
しかし…PKに散りました。
残念でなりません…喪失感でいっぱいです。。
でも彼らは戦いました。
Wチームがスタートした時、一体、誰がここまでやれる姿を想像したでしょうか。
特に今大会は
ボールに相手に背を向けていたTTY、辛い1ヶ月、壁を越えてきました!!
そして、誰もいかないPKの一人目に勇敢に名乗りをあげた守護神YUT。
そしてそのPKも決めました!
その後は裏トーナメントを2試合戦いました。
出れなかったメンバーもここでしっかり戦いました。
頼もしい限りです。
その目はすでに次なるものへ。
更に競争が激化します。
切り替えていこうとは言いません。
この結果を受け止めてやるしかないのです。
さぁ次会う時は何人の目の色が変わっているかな!?
最高の準備ができるようにやろう!!
当たって砕けず、突き破っていきます!!
最後に運営に携わって頂きました皆さま、対戦頂いた皆さま、ありがとうございました!
(Aコーチの独り言)
W杯の決勝、歴史に残る大激戦でした。
しかも、両チームともに一番マークされるであろうエースが大活躍です。
普段、育成と向き合う指導者の立場としては考えさせられる試合でした。
最近は戦術が高度になり、スター選手1人で試合を変えられる時代じゃ無いと言われたりします。
戦術を重視し過ぎて、どの選手も同じに見えたりします。
セオリーには無いプレー、自分のちっぽけな予想を遥かに超えるアイデアやシーンを目にした時、「これこそサッカーの醍醐味!」と信じる自分がいます。
流行り廃りもあり、サッカースタイルの正解はまだ出ていません。(今後も出ないでしょうし、その奥深さがサッカーの最大の魅力かもしれません)
子どもたちと向き合い、頭をいっぱい悩ませていい選手を育てたい、いいチームにしたい。
改めてそんなことを思う機会を頂きました。
(´-`).。oO「神の子と怪物、ありがとう!」